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2017.02.07更新

 世にも有名な、京都の龍安寺の石庭、その石の配置の意味については諸説あるようですが、その一つに「虎の子渡し」説があります。
 古い資料に「方丈ノ庭ニ石九ツアリ、是ヲ虎ノ子ワタシト伝ヘル」、「龍安寺ノ庭ハ相阿弥ガ作ニテ、虎ノコワタシトヤラン」などの記述が残されていますが、さてこの「虎の子渡し」とはどのような意味なのでしょうか。
 ここで問題です、虎が三匹子供を産むと、その中に必ず一匹彪(ひょう)がいて、母虎がいないとほかの虎の子を食べてしまうので、母虎は三匹を一緒にしておくことはできませんでした。しかし、ある日河を渡らなければならないのに船は一艘しかなく、しかも船には一度に母虎を含めて二匹しか乗れません。さて、母虎はどのようにして、子供三匹を向こう岸に渡したのでしょうか?
 クイズ好きな人は考えてみてください。できましたか?
答えは、母虎は、最初に彪を船に乗せ向こう岸においてきます。そして一匹で戻り虎の子1匹を船に乗せて向こう岸に渡りその虎の子を残し、彪を連れて帰ります。戻ったところで残りの虎の子を乗せて彪は置いてきます。そして最後に母虎のみで戻り彪を連れてきます。
めでたし、めでたし、、、結構、難しいですよね。

投稿者: 税理士法人SETACS