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2017.08.02更新

 欧米同盟国であり親日のトルコが、露中イラン側に寝返ろうとしている、そんな中、これらの国を除く世界の主要国はトランプの本質は「もう変わらないだろう」と見切りをつけて、米国抜きのTPP、米国抜きのパリ協定(地球温暖化)でやっていこうと、ドイツのメルケルは覚悟をつけた。
 ようするに、トランプが米国大統領でいる限りは、米国抜きで色々とやっていかなくてはならないわけで、これにより、トランプは選挙公約であった「世界の覇権国からの離脱」「アメリカファースト」の実現性を極めて現実味のあるものにしています、大願成就です。
 しかし、そうなると、オーストラリアから日本への牛肉の関税はだんだんと減っていくのに米国からの牛肉には関税がかかりっぱなし、欧州から日本へのワインも同じ状態になったりします。
 米国の畜産農家はトランプを呪いトランプのプラカードを牛に踏まさせ、カルフォルニアのワイン業者は怒りトランプ人形に腐ったブドウを投げつけることになるでしょう。
 それでもトランプには切り札があり、国際的には、鉄鋼の輸入制限をかけることにより世界の貿易の主導は再び米国に移り、国内的には、トランプ支持者はトランプ批判をする新聞を読まない(元々読む習慣がない労働者層)でトランプ支持のFOXテレビだけが情報源なので、トランプは「我々の代表としてよくやってる、立派なもんだ」といまだに思っているはずです。
 何と言っても、安倍政権の一気呵成の凋落は支持率の低下によるもの、政権の維持力は選挙民の支持率によって支えられているわけですから、新聞を読まない支持率はトランプを支え続けるのでしょう。

投稿者: 税理士法人SETACS

2017.08.01更新

 ある本を読んでると、料理の師匠がその弟子に「料理人の資質とは何か」を説いていました。
 「凡人は風景を漫然と眺めるだけだが、画家はくっきりとした形や輪郭を風景の中に見ている。だから画家はそれを紙に描きとめるだけでいい。凡人は心覚えのある料理を元に素材を眺めるが、本物の料理人は見知らぬ素材を見ただけで、料理の出来上がりや味を感じ取れる。だからそれに従うだけでいい」。
 才能の前には、「どんな努力も報われないのだよ」と身も蓋もないことを師匠はおっしゃいますが、「それでは見知らぬ素材で何のアイデアもインスピレーションも浮かばない私はどうなるのですか、師匠」と弟子が反発したかどうかはわかりませんが、確かに才能は才能だなと思います。
 今、はやりの「若冲」や日本人の大好きな「フェルメール」の絵を眺めていると、これは「才能」だなと思います。「いや、そんなことないわよ、がんばって描けば描けないことないわよ」という人がいるかもしれませんが、あんな筆使い、色使いは「絶対にできませんよ」。子供の頃は、大リーグで毎年10億円稼いで、サルデーニャの青い海にロングボートを浮かべて世界の美女侍らせて(そんなことは子供の頃は思ってないな、さては今思ってるな)とか、将来の夢を思い浮かべていた少年も今は大人になったので、努力だけですごい絵も描けないし、すごい料理を作れないことくらいわかります。
 せめて、観てやると思っても長蛇の列で若冲は観れず、すごい料理も高すぎる!!
 本当に身も蓋もない話になってしまいました、申し訳ないことです。才能が、、、、

投稿者: 税理士法人SETACS

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