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2017.03.07更新

 米中との交渉に向けて北は、1月に原子炉再稼働、2月にミサイル試射で軍事力を誇示し、中国による北政権転覆―新政権樹立を阻止するために金正男をマレーシアで亡き者にしたようです。
 トランプはvs北では、「北の核開発は、核を使いたいのではなく、政治的取引に使いたいのだ」と主張するペリーの考えた、オバマ政権時代に発表されたペリー案を踏襲して、北は核兵器完全廃棄は「ウン」とは言わないだろうから、①核を輸出しない、②これ以上作らない、③実験しないの、「3つのノー」を北に納得させる方針で、中国もこれを飲むのではないか、経済は中国頼りの北も中国の石炭禁輸措置で飲まざるを得ないのではないかと言われています。
 そうなると、南北の会話が復活し、六か国協議も再開されて、中国も北が暴発する前に石炭禁輸措置を解けることになり、各国の利害が一致するということです。
 結局は北の思いとおりに進むような気もしますが、米国の軍需産業が戦争危機状態の解除を好まないので、このストーリーに横槍を入れる可能性がありますが、「米国軍需産業を潰すために経済協力をせよ」と安倍首相に迫ったトランプですから、さてさてどうなるのでしょうか? こわいっす。

投稿者: 税理士法人SETACS

2017.03.01更新

 CIA副長官にトランプが指名したのが、「恐怖の女」ジーナ・ハスペル。
 彼女の過去がすごい。 タイの秘密基地「キャッツアイ」でFBIの尋問が完了したサウジアラビア人に、「そんな尋問は甘い」とばかりに、容疑者の喉から肺に無理やり水を入れ「溺れさせた状態」にすること83回、常に大きな音を出し睡眠させず、壁に頭を叩きつけて失明させ、棺桶に閉じ込めて半殺し状態にした、と米国の上院報告にあるそうだ。
 しかも、死んだら火葬して、「真実を闇に葬れ」との指示もしている。
 「マッドドッグ」狂犬と言われているが、実は紳士的でインテリのマティス米国防長官が語る「テロリストの尋問は拷問よりビールと煙草で落とせ」がとても素晴らしい言葉として響いてくる。
 もっとも彼も米海兵隊を率いてイラク侵攻した時は「初めて人を殺すのは気楽なことではない、しかし、この世には撃たれるべきクズ野郎がいるんだ」と部下にハッパをかけたり、「憎まないと人を撃てないと思っている奴らがいるが私はそう思わない、これはビジネスだ」と部下がいざと言うときにビビらないようにやさしく諭したりもしています。
 イソップの「北風と太陽」の物語を思い出しますが、米国の「北風」は、イソップの「北風」みたいにかわいくなく「暴風」の様相、なぜ彼女が復活したかは、トランプがCIA嫌いだからとも、水責め復活を望んでいるからとも、さらにはオバマ大統領が禁止をした、テロ容疑者らを対象とした秘密逮捕→法的手続きを伴わない他国への移送→言われていますが、果たして真相はいかに?

投稿者: 税理士法人SETACS