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2017.02.13更新

 食べ物のネーミングは面白くて難しいものがあって、わかりやすいネーミングやわかりにくいネーミングがあるものです。
 例えば、わかりにくいのは「あずま丼」で、マグロを「たまり醤油、調味料、昆布等を入れて沸かして冷ましたタレ」に軽く漬けて白いご飯に乗せたのが「あずま丼」で、すし飯に乗せたのが「鉄火丼」です。ネーミングの由来は「東丼」が朝陽が東の空から上がるイメージから、「鉄火丼」は包丁や刀を作るときに鉄が真っ赤になるところからのイメージからのようです。
 二つとも実にわかりにくいので、最近はお寿司屋さんでも「マグロ丼」とそのままのネーミングでメニューに載せるところが多くなりました
 それに比べて、「ネギマ」の潔さ、ネギとマグロで「ネギマ」、聞いただけでこの食べ物の姿が浮かび、柔らかく舌の上で拡がるマグロの香りと歯で噛み砕くネギの甘さが口の中で混在する幸せ感が伝わってきます。
 いや「ネギマ」でマグロは浮かばないよ、という方には、では「ネギク」=ネギとクジラ、「ネギブ」=ネギとブリはわかりますか?と逆切れし、「ネギサ」なんて言われたものなら、なんか投げやりに「ネギさ」みたいな言い方で、ネギにサワラなのかもしくはネギにサバなのかも、はてさて自分でも何を書いているかさっぱりわからなくなってきます。
 やはり、ネーミングは言っただけですぐわかるような簡単な方がいいかもしれません。
かつ丼、天丼、たまごかけごはん、野菜サラダ、みそ汁、酒、ホッピー、ビール、ハイボール(?)、などなど簡単な方が良いみたいです。さてそろそろウィスキーのソーダー割りでも飲むとしますか。

投稿者: 税理士法人SETACS