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2017.04.04更新

  香港に行くと、あまりの旨さに、つい1日に5食くらい食べたくなります。
 旨い店はないかと路地裏の方まで進んでいき、店先に鶏やら鴨やら豚やらがぶら下がっている汚い店に入って、ビールを頼むと当然コップも汚くて、缶のフタを持参したウエットタオルでよく拭いてから、コップにビールを入れないで缶から直接飲んだりします。
 そういう店の料理はメチャクチャ旨いのですが、皿が欠けていたりするので、「旨いよ、だけど皿が欠けているよ」と言うと、「お客さんは料理を食べるあるか?皿を食べるあるか?」と答えてきます。
 道に出ている屋台で煮込みを買おうとするとハエがぶんぶん飛んでいるので、「なんとかならないのか?」と言うと、「ハエは旨いものにしかタカラナイあるよ」とかぬかします。
 また、紹興酒以外のお酒を飲みたいので頼むと、透明のまずい酒が出てきたので、「この酒はまずい」と言うと、「お―あんたは味がわかるアルネ、だったら美味しい酒とカエルあるよ」と言いながら違うお酒を持ってきて「これも不味い」と言うとやっと美味しいお酒を持ってきます。
 何とも油断のできないオヤジたちですが、なんか憎めないし、味は確かに旨いし、安い。
 それでも何とか、時々はコップやお皿を買い替えてもいいんじゃないか、と思う路地裏です。

投稿者: 税理士法人SETACS